今日は6年生に向けた特別授業「戦争体験の話を聞く」がありました。
お話をして下さったのは、西田小学校同窓会会長の中澤一郎さんです。
中澤さんがご両親や先輩方からお聞きになった話をしてくださいました。
中澤さんは終戦当時2歳で記憶も少なかったのですが、ご自身のお父様が軍医で北朝鮮の北部おられ、「日ソ不可侵条約」を破ったソビエトに拉致され、シベリアに抑留されて大変な労働を強いられたそうです。
終戦後無事に帰国され、その体験を中澤さんにお話してくださったそうです。
「戦争は終わった後も悲惨なのだ。」とおっしゃっていたことが、とても印象的でした。
「人はなぜ戦争をするのだろう」というテーマを、少人数グループで意見交換をしました。
“ 略奪のため ” “ 権力を示すため ” など、子供たちなりに考える様々な意見が出ていました。
中澤さんは、「すべての人が認め合う世の中になると良いですね。」とお話してくださいました。
語り部がどんどん減ってゆく中、6年生の皆んなは多くのことを学んだと思います。
中澤さん、
貴重なお話を聞かせて下さりありがとうございました。